アイス、新ブランドなぜ育たない　定番が圧倒的強さ
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO74976370Q4A730C1000000/?dg=1

《記事概要とひとこと》
8月1日の日本経済新聞のオンライン配信記事より。
気象庁が「8月も猛暑ですサーセンｗ」と1ヶ月予報を発表するまでもなく、とんでもなく暑い毎日。
こんな季節に欠かせないのがアイス。
このところ毎年のように猛暑が続くせいか、アイスの売上は年々伸び続けており、日本アイスクリーム協会によると、2013年の売上は過去最高の4330億円に達したとか。

しかし、アイス業界ではなぜか新商品が売れず、売れるのは発売から何十年も経つようなド定番が多い。
「エッセルスーパーカップ」「ガリガリ君」「チョコモナカジャンボ」「ピノ」・・・
これらは年間売上100億円を超すメガブランドだが、そのどれもがド定番で古くからある商品。
メガブランド以外でも、昭和30年代にルーツを持つ「ホームランバー」や「ジャイアントコーン」「赤城しぐれ」、同40年代の「あずきバー」「レディーボーデン」、同50年代の「雪見だいふく」なども改良を重ねながら、現役バリバリで販売されている。
なぜなのか。

大手メーカーによると、主要購買層である30～50代の女性が、自分が食べてきたアイスのブランドを子供に引き継ぐ傾向が強いという。
つまり、親から子へと、アイスは引き継がれていくというのだ。
このような傾向があるからこそ、各メーカーは新商品を開発するよりも、既存のブランドを磨いたほうがいいと判断したようだ。
記事では、アイスがノスタルジックな思い出とつながっているとも分析している。

夏のプール、海水浴場、小銭を握りしめて走った駄菓子屋・・・
こういった少年時代の思い出と、現在が同じアイスでつながっている幸せというのも、ド定番のアイスばかりが売れ続ける理由の一つなのかもしれない。

記事概要は、元記事を記者がまとめ、コメントを加えたものです。
詳細はソースを確認して下さい。

それなり
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